脚(猫背、内股)を治さないと
体がうまく動きません

平成20年7

大脇ひろし

足腰が疲れやすい、早く走れない、ひざを曲げにくい、ひざが深く曲がらない、テンポの速い音楽に合わせてひざの曲げ伸ばしができない、片足でバランスをとれない、体の軸が定まらずに動きがぎくしゃくする、よく転ぶ、よく捻挫(ねんざ)するのは、脚が原因です。O脚を治さないと体を動かすこと自体が苦痛になります。体を動かすときにものすごく重要なことなのに自分自身で意識していない人が多いようです。一流のスポーツ選手に脚の人はいません。

 

脚の人はバランスをとるためにつま先を内側に向けて立つくせがあり、そのままひざを曲げると、腰、ひざ、足首が常にねじれた状態になりますので、体を動かすたびに腰、ひざ、足首に余計な負担がかかり、他の人より疲れやすくなったり、自分の思いどおりに足腰が動かなかったり、運動の基本である屈伸(ひざの曲げ伸ばし)をするとバランスをくずしたり、怪我をしやすくなります。

脚の原因

O脚は、遺伝もありますが、赤ちゃんをあまり早い時期から歩かせたりするとO脚になりやすいと言われています。赤ちゃんはみんな脚ですが、発育と共に自然に治っていきます。ただし、日本人の子供の約半数はO脚だと言われています。

O脚は足の外側に常に体重がかかり、外側の筋肉ばかり使っているために内側の筋肉が発達していないのが原因です。いつも前傾姿勢(前かがみ、猫背)で立つクセがある人は足の外側(前側)に体重がかかり、足の親指で踏ん張って立つため、内股(うちまた)になります。ですから猫背は上半身の姿勢の問題ではなく、脚が原因です。また、ひざを曲げるとひざと一緒に骨盤(おしり)が前に出てしまう人も脚です。

脚は簡単に治ります

子供のときにスポーツをしっかりやっている人は、つま先を内側に向けたり、ひざを曲げるときにおしりを前に出したりすると、重心が定まらないことを体で自然に覚え、自然に脚が治りますが、運動をあまりしない人は大人になってもO脚のままです。つまり、運動不足がO脚の原因でもあります。極端な言い方をすると足の形を見ただけでどれぐらい運動神経が良いかわかります。

O脚は、つま先立ち、後ろ歩きなど、足の内側を鍛える運動をすれば簡単に治ります。

寝るときに両膝をひもで縛って寝る方法もいいみたいです。

もっと簡単な方法は、気をつけの姿勢でひざ同士を互いにくっつけるように、内側の筋肉に力を入れて秒間頑張るものです。これを20回1セットとし、日2セット行います。

また、ひざを曲げるときに(踊るときは頻繁に曲げますが)ひざをつま先と同じ方向に曲げるようにしてください。骨盤を前や後ろに出さないで床に垂直のままゆっくりひざを曲げたときに、上から見てひざがつま先より外側に開いたり、内側に入ってしまう場合はひざの関節で足がねじれていることになります。ひざとつま先が同じ方向に曲がるように意識して何回も曲げてみてください。

 

詳しくは http://www14.plala.or.jp/i-chiro/esthetic/este-okyaku.htmlを参照してください。


ひもしばり健康法」も参照してください。


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